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目元をプロデュースする | beauty salon W

| Writer : 上野 有紀

先日の検定のマツエクのご紹介でも。

12月は女子の美意識がドドーンと上がる季節なのでデザイン悩んでる人の参考になればと。
私が受けた検定についてはここから。

アイコーディネーターとは、アイラッシュだけでなくアイブロウやアイメイクで目元を演出する事が出来るアイリストを呼びます。

私もメイク上がりのアイリストなので、そもそもまつ毛だけを切り離してデザインしていないし考えてもいないので何を今更と思う事はありますがそれを形にして検定があるのは素敵ですよねぇ

検定の項目は

レトロビューティー

こういうテーマ性の時に私が1番意識するのは


テーマを、細分化し具体化する
モデルの系統を理解する


    ここの擦り合わせをきっちりしてから脳内作成していきます。

    ①今回のテーマの細分化は

    イギリスのツイッギーやアメリカのツイストとか踊ってそうな60〜70年代とかではなく
    フランスの上品なレトロ感にしました。
    なので小物もターバンやバンダナではなくリボンに。

      

    ②次にモデルの系統ですが、元々卵型の顔立ちで目も離れているので女性らしさや幼さがあるのでどうにか上品に寄せるためにあえて男性らしさを加えて緩和する事にしました。

    全体の雰囲気→アイメイクやアイブロウ→それにあったマツエク

    という考え方に。
      

    アイブロウは太く濃く角のある直線に。
    アイラインは跳ね上げてキリッとした印象に。
    ローライトを効かせて凹凸をはっきりさせました。
      

    アイラインを強調させるためにアイシャドウは控えめに。
    パーツの位置補正のために目頭にのみグラデーションを。

      

    アイラッシュのデザインは目の形とアイラインに合うように。
    腫れぼったい目元にはまつ毛がまぶたにかかった方がいいのでカールは強めに

    そして、長さを出す事でまぶたとまつ毛の距離を出して凹凸感を意識しました。
    たれ目なのでつり目になるよう黒目の斜め外側を長くして目尻のキリキリはかなり短めに。
    前から見てアイラインと合ってよかった♡
      

    下マツエクは主張しすぎないために短めを。

    お客様をするときはこんなにテーマはないですが、生活スタイルやメイク、顔のパーツの配置具合から鼻の高さ、背の高さと顔の大きさ、前髪の長さも考えてデザイン提案していますよ。

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